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特にテーマを決めずに、気ままにコラムを書いています。誤字や間違いもあるかと思いますのでお気軽にご意見ください。

【NO.11】 タバコをやめたい人の為のコラム2

禁煙について、禁煙した時の経験も含めてコラムにまとめてみました。全11回。

第1回 禁煙について考える。(2005.1.10)

2002年にタバコについてのコラムを書きましたが
今回は、その第2弾をお送りいたします。

前回のコラムでは、私の実体験を基に
やめるまでの課程を書きましたが、
今回は、禁煙について、分析をしてみたいと思います。

成人者の喫煙率が、50%以下になった日本ですが
先進国の中では、まだまだ喫煙率が高い国である事は、
間違いない事実です。

しかしながら、世の中の流れは大きく変わり
禁煙をしたいと思っている人の数は、劇的に増えている。
「止めたいけど止められない」と感じている方が飛躍的に
増えているのも事実です。

特に、10代後半〜20代前半で喫煙を始めて、禁煙したいと考えながら
止めれない方が多いと聞きます。

そんな方に、少しでも力になれれば幸いです。

※2002年にタバコについてのコラムもぜひ参照ください。

第2回 たばこを吸う理由(2005.1.16)

タバコを吸い始めた最大のきっかけは、何でしょうか?
一般的には、「ストレスやイライラの解消のため」や
「かっこいいと感じた」等の理由が多いそうです。

また、タバコをやめない(やめれない)理由は
ほとんど「ストレスやイライラ解消のため」という理由が多いそうです。

皆さんはいかがでしょうか?

かっこいいと思い喫煙を始めた人も、
ストレスやイライラ解消のため喫煙を続けているという事です。

喫煙をやめれない「ストレスやイライラ解消のため」という理由には
落とし穴があって、体内のニコチンが一定量から減っていくと、
ニコチンの離脱症状が出てイライラしてしまうのです。
つまり、タバコを吸っていることにより引き起こされる
ニコチン依存によるものなのです。

その依存症から抜け出すための治療をすると考えなれば
禁煙は難しく感じるのです。

 

第3回 自分のたばこに対する習慣を分析(2005.1.23)

喫煙は、結局のところタバコが習慣化していることで
ニコチンの依存症となっています。

禁煙するためには、一定期間タバコを吸わない事が必要です。
最低でも3週間程度は、我慢が必要になると思います。

ある一定期間、我慢が出来れば、後は習慣のコントロールです。

一度、禁煙に成功しても、また喫煙を始めてしまう理由として多いのは
「ストレスやイライラ解消のため」が多いそうです。

「ストレスやイライラ解消」=「タバコで解消される」という思い込みです。
厳密に言えば、ニコチン依存症のイライラは解消できても、
それ以外のイライラは解消出来ないのです。

確かにストレス解消に、タバコがキッカケになっていますが、
キッカケは、【タバコである必要は無い】のです。

しかしながら多くの人は、心を落ち着かせる時は、タバコを吸う習慣が
身についているのです。
この習慣を変化させる事を意識しなければ禁煙は難しいのです。

どんな時にタバコを吸うか習慣を分析して、
禁煙に取り込む事が大切なのです。

 

第4回 たばこと税金 (2005.1.30)

タバコの税金は、どのぐらいかご存知ですか?
10%?20%?
30%高いですねぇ〜
実は、60%近い数字が税金で取られております。

タバコを吸って、税金を沢山納める事は素晴しいですが
消費税(わずか5%)を払うのをためらっておきながら
多くも税金を払っているのです。

1日1箱もし吸うとすれば、1日約130円程度ですが
1年で、45000円以上の納税額になります。

些細なキッカケを禁煙の理由にする事も
モチベーションを保つ秘訣かも知れません。

 

第5回 朝一番のタバコ(2005.2.6)

あなたは、起床後にタバコを吸いますか

もし起床後に直ぐに吸いたいのなら
禁煙するのは、とても難しいほど
タバコに依存している可能性があります。

その様な生活を送っている方には
まず朝の1本を避ける工夫をお薦めします。

運動や食事など、朝の生活をまずはじめてしまい
タバコを吸わないようにしてください。

それでもタバコが吸いたくなったら
冷たい水を口に含んで、気分をリフレッシュしてみてください。

この朝一のタバコをやめるだけで、禁煙への道は
格段に近づくのです。

 

第6回 路上喫煙者に罰金(2005.2.13)

「歩きたばこ」に全国で初めて罰則を設けた東京都千代田区。
いわゆる千代田区の生活環境の整備に関する条例である
路上喫煙禁止条例です。

スタート直後は、路上での監査員との小競り合いが
連日放送されていたが、現在、街を見ると
ほぼ歩きタバコをしている人はいない。

その後、いろいろな自治体で採用されている事からも
成果は大きく上がっているのだと考えられます。

禁止条例が、社会的に認められた事で歩きタバコは、
マナーからルールへと変化したと考えられます。

第21条3項
路上禁煙地区においては、道路上で喫煙する行為及び道路上(沿道植栽を含む。)に吸い殻を捨てる行為を禁止する。

第24条(過料)1項
次の各号のいずれかに該当する者は、2万円以下の過料に処する。
(2)第21条3項の規定に違反して路上禁煙地区内で喫煙し、又は吸い殻を捨てた者。

この条例で、まず何が大きく変わったか?
街が綺麗になった事と感じる事です。

「吸える場所で吸う」という当たり前のルールが、守れていなかった訳です。

街を自分達で、協力して綺麗にするという発想は
実際成し遂げられると気持ちの良い行動だったりする訳です。

 

第7回 世界の喫煙率(2005.2.20)

年々下がりつつあるが
日本の2004年度の喫煙率は、男性は前年比1.4%減の48.9%、
女性は同0.4%減の13.2%である。

先進諸国と比較した場合に、この数字は
どの程度の数字であろうか?

先進諸国の喫煙率【男性/女性・単位%】
・スウェーデン 22.0/24.0
・ニュージーランド 24.0/22.0
・アメリカ 28.1/23.5
・イギリス 28.0/26.0
・オーストラリア 29.0/21.0
・カナダ 31.0/29.0
・シンガポール 31.9/ 2.7
・ノルウェー 36.5/35.5
・ドイツ 36.8/21.5
・イタリア 38.0/26.0
・フランス 40.0/27.0
※1999年WHO調べ

年々下がっているとはいえ
日本は、男性の喫煙率が非常に高いのがわかる。

これからは、もっと下がってくる事は明確であり
タバコを吸わないと周りと合わせられないという事も
減る事が予想できるのではないだろうか?

 

第8回 たばこのパッケージ(2005.2.27)

日本で2005年の7月以降、たばこの包装の表裏に30%以上の面積で、
喫煙の害を警告する注意書きを表示することが義務化される。

欧州連合(EU)は、さらに先をいき、生々しいたばこの害の写真を
パッケージに入れようとしています。
http://europa.eu.int/comm/mediatheque/photo/select/tabac_en.htm

かなり過激なメッセージが込められていますが
喫煙者の自己責任を追及するために必要な処置なのだと思います。

また、受動喫煙についても考えなければなりません。

受動喫煙・・・たばこの煙は、あなたの周りの人、
特に乳幼児、子供、お年寄りなどの健康に悪影響を及ぼします。
喫煙の際には、周りの人の迷惑にならないように注意しましょう。

もし吸うのであれば、自己責任で他人に迷惑をかけないように
吸う必要があるのです。

 

第9回 ニコチンガム(2005.3.6)

ニコチン依存症が強い方は、禁断症状などが現れ
自分の強い意志だけでは、限界がある場合があります。

そんな場合には、専門医に相談し、
指導にしたがって禁煙を進める方が良い場合があります。

多くの場合には、ニコチンパッチやニコチンガムなどを利用して
血液中のニコチン濃度を上げることになり、
ある程度は、離脱症状を和らげることが可能になります。

禁煙補助剤を使用することでイライラを緩和しながら、
タバコを吸う行為をやめ、喫煙をやめる事ができた段階で
禁煙補助剤の量を減らして、その後、禁煙補助剤の使用もやめる。
2段階方式での禁煙方法が有効です。

二コレット
http://www.nicorette-j.com/

 

第10回 タバコ貯金(2005.3.13)

禁煙をするのであれば、苦しいことだけでなく
何か楽しい事を始めたいものです。

私が個人的にお薦めなのがタバコ貯金です。

1箱 280円だと換算して、1日に1箱吸う方で
1ヶ月で、8,400円、1年間で、102,200円です。
ビックリ10年間で1,022,000円!!です。

なかなか魅力的な金額だと思いませんか?

ヘビースモーカーな方ほど、貯金額は大きくなります。

タバコを買うつもりで貯金箱に毎日入れてみると
禁煙を続ける気力に繋がるかもしれません。

 

第11回 禁煙はかっこいい(2005.3.20)

私が、10年近くタバコを止めなかった理由は単純です。
タバコはかっこいいと思っていたからです。

男性でいえば、「男らしい象徴」かもしれません。
女性で言えば、「インテリな感じ」かもしれません。
ティーンエイジャーには、「大人のイメージ」かもしれません。

映画、小説、TV、様々なメディアで、タバコというアイテムは
有効な小道具として使われています。

ちょっと想像してみてください。

暗めのバーで、バーボンやカクテルを飲みながら
タバコを吸っていると画になるでしょう?

そのイメージから抜け出す事が難しいのです。

あえて言います。
「禁煙はかっこいいです。」
新しいインテリ層のイメージです。
もともと吸っていて禁煙した方はさらにポイントアップです。

自分をコントロールできているイメージ。
クリーンで清潔なイメージ
あえて吸わない選択をしている意思の強いイメージ。

とにかく”かっこいい”のです。

そう考えて取組むと驚くほど、強い意思で
禁煙に取組む事ができます。

 

※2002年のタバコについてのコラムもぜひ参照ください。

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